慶應義塾大学法学部法律学科
太田達也研究会
◆刑事政策・被害者学◆
「犯罪の少ない安全な社会」を創るにはどうしたらよいか。犯罪対策を法政策の観点から追究する学問が刑事政策学です。法学部で学ぶ法律学の99%は実定法の解釈を通じて法適用の在り方を学ぶ法解釈学であり、刑法学や刑事訴訟法学もその一つです。
しかし、適正な手続に則って犯罪者に刑罰を科すだけで社会の安全が守られるわけではありません。そもそも如何なる刑罰制度を設け、どのような形で科すのがよいか、刑罰の執行過程でどのような教育や処遇を行えばよいのかを法制度の点から検討する必要があります。
当研究会では、刑務所や少年院を見学したりしながら、こうした刑事司法制度論の研究を行っています。
また、今日、犯罪被害に遭った被害者の支援や刑事手続における法的地位の向上も刑事司法の重要な課題となっており、当研究会でも犯罪被害の実態や犯罪被害者への支援の在り方について研究を進めています。
◆活動形式◆
【時限】
3年生:毎週火曜5限 4年生:毎週木曜5限
【形式】
3年次:個々のテーマについて毎週、1名のレポーターと2名のディスカッサントを決め、レポーターが自分のテーマ内容についてレジュメを作成し、40分程度の報告を行った後、ディスカッサントの進行によりテーマに関する討論を行っている。
4年次:主に卒論を中心とした研究と報告。
2022年度カリキュラム(3年生用)
1.死刑
2.無期刑と終身刑
3.全部執行猶予・刑の一部執行猶予
4.社会奉仕命令・社会貢献活動
5.電子監視
6.罰金刑と労役場留置
7.刑務作業
8.民営刑務所とPFI刑務所
9.仮釈放の要件と手続
10.保護観察
11.更生保護施設
12.少年法の改正と特定少年(18,19歳)に対する新たな保護処分
13.少年の刑事処罰の在り方
14.刑事手続におけるダイバージョン
15.犯罪被害者に対す経済的支援
16.刑の執行段階における被害者支援
17.配偶者間暴力(DV)被害者の保護と加害者への対応
18.児童虐待の被害児童の保護と加害者への対応
19.ストーカー被害者の保護と加害者への対応
20.修復的司法
21.高齢犯罪者の対策
22. 在日外国人犯罪者の対策
23.性犯罪者の対策 メーガン法と出所者情報提供(再犯防止)制度
24. 修復的司法
25. 触法精神障がい者による犯罪対策
26. 薬物犯罪対策 ☆プレゼミ
2022年度カリキュラム(3年生用)
1.死刑
2.無期刑と終身刑
3.全部執行猶予・刑の一部執行猶予
4.社会奉仕命令・社会貢献活動
5.電子監視
6.罰金刑と労役場留置
7.刑務作業
8.民営刑務所とPFI刑務所
9.仮釈放の要件と手続
10.保護観察
11.更生保護施設
12.少年法の改正と特定少年(18,19歳)に対する新たな保護処分
13.少年の刑事処罰の在り方
14.刑事手続におけるダイバージョン
15.犯罪被害者に対す経済的支援
16.刑の執行段階における被害者支援
17.配偶者間暴力(DV)被害者の保護と加害者への対応
18.児童虐待の被害児童の保護と加害者への対応
19.ストーカー被害者の保護と加害者への対応
20.修復的司法
21.高齢犯罪者の対策
22. 在日外国人犯罪者の対策
23.性犯罪者の対策 メーガン法と出所者情報提供(再犯防止)制度
24. 修復的司法
25. 触法精神障がい者による犯罪対策
26. 薬物犯罪対策 ☆プレゼミ